令和7年春闘 大手企業の賃上げ率5.38% 昨年に次ぐ高水準(経団連の第1回集計より)
経団連(日本経済団体連合)から、「2025年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況〔了承・妥結含〕(加重平均)」が公表されました(令和6年5月22日公表)。
大手企業の2025年春闘妥結状況の第1回集計結果によると、春季交渉における平均賃上げ率は5.38%であり、これは1992年以降では昨年に次いで2番目に高い水準となります。
この結果は、大手97社の月例賃金平均が19,342円増加したことを示しており、これには定期昇給も含まれています。
最終的な集計結果は今後発表される予定です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2025年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況[第1回集計](経団連)>
https://www.keidanren.or.jp/policy/2025/036.pdf
結論
2025年春闘の第1回集計は、大手企業において昨年並みの高い水準で賃上げが進んでいることを明らかにしました。これらは、物価上昇や人材確保といった背景が主な要因となっていると考えられます。
今後の最終集計の結果を注視する必要がありますが、現状、体力のある大手企業が日本の賃上げを牽引する形となっています。
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