年次有給休暇の取得率が66.9%過去最高を更新

(令和7年 就労条件総合調査)

厚生労働省から、「令和7年 就労条件総合調査 結果の概況」が公表されました(令和7年12月19日公表)。

今回の調査では、年次有給休暇の取得率が66.9%となり、過去最高を更新したことが大きなトピックとなっています。

■ 年間休日総数の状況(令和6年)

まず、休日数については次のとおりです。

  • 1企業平均の年間休日総数
     112.4日(前年112.1日)
     ※昭和60年(1985年)以降で過去最多
  • 労働者1人平均の年間休日総数
     116.6日(前年116.4日)
     ※こちらも昭和60年以降で過去最多

企業・労働者ともに、年間休日数は緩やかな増加傾向が続いています。

■ 年次有給休暇の取得状況(令和6年)

次に、年次有給休暇の状況です。

  • 労働者1人平均の付与日数
     18.1日(前年16.9日)
  • 労働者1人平均の取得日数
     12.1日(前年11.0日)
     ※昭和59年(1984年)以降で過去最多
  • 労働者1人平均の取得率
     66.9%(前年65.3%)
     ※昭和59年以降で過去最高

取得日数・取得率ともに大きく伸びており、年次有給休暇の取得が着実に進んでいることが分かります。

■ 政府目標「取得率70%」に近づく

政府は、過労死防止対策大綱において、令和10年までに年休取得率70%以上という目標を掲げています。今回の調査結果(66.9%)は、この目標にかなり近づいた水準と言えるでしょう。

背景には、

  • 年5日の年休取得義務の定着
  • 働き方改革の浸透
  • 人手不足を背景とした職場環境改善の取組

などがあると考えられます。

■ 社労士からのひとこと

年休取得率が上昇する一方で、「業務が回らない」「特定の人しか休めない」といった課題を抱える事業場も少なくありません。

今後は、

  • 計画的付与制度の活用
  • 業務の属人化解消
  • 管理職による取得促進の仕組みづくり

など、数字の達成だけでなく、実効性のある運用がより重要になります。年次有給休暇の管理や取得促進でお悩みの事業者様は、これを機に、是非、お気軽にご相談ください。

■ 詳細はこちら

令和7年 就労条件総合調査 結果の概況(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/25/index.html

ドリームパーソル社労士事務所
代表 野田 千秋

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