~社労士・採用定着コンサルタントが解説する「採用できる会社」の共通点~

中小企業の経営者・採用担当者の皆さまへ――
「求人を出しても応募が来ない」
「採用してもすぐ辞める」
そんな悩みを抱える企業が、今急増しています。

実は厚生労働省も、単なる求人強化ではなく、“魅力ある職場づくり”こそが人材確保・定着の本質だと明確に打ち出しています。

特に現在は、給与だけでは人が集まりにくい時代。
「この会社で長く働けそうか?」
「安心して働ける環境か?」
が、求職者から厳しく見られています。


なぜ今、中小企業で「採用難」が深刻化しているのか?

厚生労働省では、人材不足分野に対して

  • 雇用管理改善
  • 働き方改革
  • 職場環境整備
  • 人材育成

を重点施策として位置づけています。

つまり、
「人が来ない原因は求人媒体だけではない」
ということです。

特に中小企業では、

✔ 評価制度が曖昧
✔ 教育体制が属人的
✔ 管理職育成不足
✔ 長時間労働
✔ コミュニケーション不足

など、“働きにくさ”が離職原因になっているケースが非常に多く見られます。


求職者が本当に見ているのは「給料」だけではない

厚労省は「魅力ある職場づくり」について、

「働きがい」と「働きやすさ」を感じられる職場

が重要としています。

実際、最近の求職者は次の点を重視しています。

◎ 応募前に見られているポイント

  • 人間関係は良さそうか
  • 教育体制はあるか
  • 休みは取りやすいか
  • 評価基準は明確か
  • 子育てとの両立は可能か
  • 有給は使いやすいか
  • 長く働けそうか

つまり、
「条件競争」より「職場環境競争」 の時代になっています。


採用できる会社が実践している3つの共通点

① “採用”ではなく“定着”を重視している

採用だけ強化しても、定着しなければ意味がありません。

最近の成功企業は、

  • 入社後面談
  • 1on1
  • メンター制度
  • 評価フィードバック
  • エンゲージメントサーベイ

など、“辞めない仕組み”に投資しています。

私たち、社労士の現場感覚でも、
「採用コスト」より「離職コスト」や「顧客離れ」を原因とした「売上げ低下」の方が、はるかに高い代償となるケースが急増しています。


② 「短時間正社員」など柔軟な働き方を導入している

厚労省でも、多様な働き方の導入を推進しています。

特に、

  • 育児中人材
  • シニア人材
  • 副業人材
  • 介護中人材

は、“フルタイム以外”を希望するケースが増えています。

しかし中小企業ではまだ、

「正社員=フルタイム」

という固定観念が強く、採用機会を逃していることがあります。

例えば、

・選択的週休3日制

・短時間正社員

・フレックスタイム制

・ハイブリットワーク(リモートとリアルの併用)

・多様な休暇制度の導入 など


「人が辞める会社」の特徴とは?

採用定着コンサルティングの現場では、離職率が高い企業には共通点があります。

※ よくある離職要因

  • 指導方法が属人的
  • 評価が不透明
  • 管理職が忙しすぎる
  • 新人放置
  • 感謝・承認文化がない
  • 情報共有不足

つまり、
“制度”より“職場風土”の問題で辞めているケースが非常に多いのです。
また、部下は上司の働く姿に自分の未来を投影し、この会社に長くいるべきかを無意識に判断しています!


厚労省も「雇用管理改善」を重視

厚労省では、

  • 人材確保等支援助成金
  • 雇用管理改善支援
  • 働き方改革支援

などを通じて、職場改善を支援しています。

特に、

✓ 評価制度整備
✓ 研修制度導入
✓ 福利厚生改善
✓ 多様な働き方導入
✓ 労働時間改善

などは、人材確保と定着に直結します。


社労士・採用定着コンサルタントとしての提言

これからの採用市場では、

「求人を出す」

ではなく、

「辞めにくい会社を作る」

ことが最大の採用戦略になります。人手不足が深刻化すればするほど、この重要性が高まります。

特に中小企業では、大企業のように給与競争が難しい分、

  • 働きやすさ
  • 人間関係
  • 柔軟性
  • 成長実感
  • 承認文化

が、大きな武器になります。


まとめ|“採れない時代”に必要なのは「職場改善力」

今後の採用市場では、

✔ 求人広告だけでは限界
✔ 給料だけでも限界
✔ 「働きやすい会社」が選ばれる時代

になっていきます。

国も「魅力ある職場づくり」を重要施策として位置づけています。

だからこそ中小企業こそ、

  • 雇用管理改善
  • 働き方改革
  • 定着支援
  • 職場環境整備

を“コスト”ではなく、
「未来への投資」 として取り組むことが重要です。

「採用できない」のではなく、
“選ばれる会社づくり”ができているか――。

その視点が、これからの採用戦略を大きく変えていきます。

より詳しく知りたい方へは、「離職防止セミナー」でお伝えさせて頂きます。

是非、お気軽にご参加ください!

ドリームパーソル社労士事務所
代表 野田 千秋

今後も、人事労務に関するお役立ち情報を発信して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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