~社労士・採用定着コンサルタントが解説する、中小企業が今こそ活用すべき理由~

中小企業の経営者・人事労務担当者の皆さまへ――
「人が採れない」
「ベテラン社員が辞める」
「高齢社員の転倒や腰痛リスクが心配」

そんな企業に今、注目されているのが、厚生労働省の 「エイジフレンドリー補助金」 です。

この補助金は単なる設備投資補助ではありません。
実は、
☑ 人材定着
☑ 採用力向上
☑ 労災リスク低減
☑ 生産性向上

につながる、“攻めの労務戦略”として活用できる制度です。


「エイジフレンドリー補助金」とは?

エイジフレンドリー補助金とは、
高年齢労働者(主に60歳以上)が安全・安心に働ける職場づくり を支援する厚生労働省の補助制度です。

具体的には、

  • 転倒防止
  • 腰痛予防
  • 作業負担軽減
  • 健康保持増進
  • 職場環境改善

などにかかる費用の一部を補助してくれます。


なぜ今、中小企業に重要なのか?

◎ “高齢化”はもう避けられない

中小企業では現在、

  • 人手不足
  • 若手採用難
  • ベテラン依存

が急速に進んでいます。

つまり、

「高齢社員に長く安全に働いてもらう」

ことが、経営そのものに直結する時代です。

国も、高年齢労働者の労働災害防止を重要課題として位置づけています。


実は増えている「高齢社員の労災」

特に増えているのが、

  • 転倒災害
  • 腰痛
  • 筋力低下による事故
  • 長時間立ち作業による負担

です。

高齢者は経験豊富な一方、身体機能の変化によって事故リスクが高まります。

そして労災が発生すると、

× 人材離脱
× 採用難悪化
× 現場負担増
× 企業イメージ低下

につながることもあります。


補助対象になる主な内容

エイジフレンドリー補助金では、例えば次のような対策が対象になります。

☑ 転倒防止対策

  • 滑りにくい床
  • 手すり設置
  • 段差解消
  • 照明改善

☑ 腰痛予防

  • アシストスーツ
  • 昇降補助機器
  • 搬送機器
  • 作業姿勢改善設備

☑ 健康保持・運動指導

  • 専門家による運動指導
  • 身体機能チェック
  • コラボヘルス

なども対象になる場合があります。


補助率・上限額は?

コースによって異なりますが、代表例として、

  • 補助率:1/2~4/5
  • 上限額:30万円~100万円

となっています。

特に「総合対策コース」は補助率4/5と非常に高く、活用価値が高い制度です。


社労士視点|実は“採用定着”にも効く

この補助金、実は単なる安全対策ではありません。

求職者は今、

「安心して長く働ける会社か?」

を非常に重視しています。

例えば、

  • 転倒対策済み
  • 腰痛配慮あり
  • 高齢者配慮あり
  • 健康経営推進
  • 安全投資している

こうした会社は、

☑ 離職率低下
☑ シニア採用強化
☑ 若手からの安心感向上
☑ “人を大切にする会社”としてのブランディング

につながります。

つまり、

「安全対策=採用力」

の時代になっているのです。


採用定着コンサルタント視点|“辞めない会社”は環境投資している

最近の離職理由は、

  • 人間関係
  • 将来不安
  • 身体負担
  • 疲労感
  • 働きにくさ

が非常に多くなっています。

逆に定着率が高い会社は、

✔ 作業負担軽減
✔ 健康配慮
✔ 職場改善
✔ コミュニケーション改善

への投資を惜しみません。

エイジフレンドリー補助金は、
まさに“辞めにくい職場づくり”に活用できる制度です。


こんな業種は特に活用価値が高い

特に次の業種では活用メリットが大きいです。

  • 建設業
  • 製造業
  • 介護・福祉
  • 運送業
  • 飲食業
  • 小売業
  • 清掃業

これらは高齢化と人手不足が深刻化しやすく、労災リスクも高いためです。


注意点|“申請すれば必ずもらえる”わけではない

補助金は、

  • 高年齢労働者の雇用状況
  • 改善内容
  • 効果見込み

などを審査されます。

また、予算上限に達すると早期終了する場合もあります。

そのため、

「検討してから」では遅い

ケースも少なくありません。


まとめ|“高齢社員対策”ではなく“未来への投資”

エイジフレンドリー補助金は、

単なる高齢者支援制度ではありません。

これからの中小企業に必要な、

☑ 人材定着
☑ 労災防止
☑ 生産性向上
☑ 採用ブランディング
☑ 健康経営

を実現するための“経営投資”です。

特に今後は、

「人を大切にする会社」が選ばれる時代

になります。

だからこそ、

  • 安全配慮
  • 健康配慮
  • 働きやすさ
  • 定着支援

に補助金を活用できる企業ほど、人材競争で優位になります。

社労士・採用定着コンサルタントとしても、
「人が辞めない会社づくり」の第一歩として、非常におすすめできる制度です。

詳細はこちら

<令和8年度 エイジフレンドリー補助金>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html

<令和8年度 エイジフレンドリー補助金 リーフレット>
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/001488063.pdf

ドリームパーソル社労士事務所
代表 野田 千秋

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